Ep4
韓国料理編
タッカンマリの話
はい、みなさんこんにちは。日本語教師のたじぱんです。このポッドキャストでは、私日本語教師のたじぱんが、韓国生活でのしょうもないけど面白い経験や発見をみなさんにゆるーくお届けしていきます。日本人はもちろん、日本語を勉強している中級以上の人たちにも楽しんでもらいたい です。
第4話始まりました。実はもう今めっちゃ話してたの、第4話ほとんど話してたんだけど、なんと レコーディングできてなかったからもうー回同じ話をしますね、こういうことがやっぱりよくあるよね、絶対。頑張る。テンション下がらないように同じテンションでもうー回話したいと思いま~す!第2話、第3話では、私が韓国の家でびっくりしたことを話しましたね。8個。多かったね、8個。今日は早速って感じ なんだけど、韓国料理の話をしたいと思います。多分これからいろんな韓国料理の紹介を私は、このポッドキャストで、私の視点で紹介をしていくと思うんだけど、今日の料理は?!タッカンマリ!いえ ーい!えー、 タッカンマリって 知ってますか ? 多分韓国好きな人は食べたことあるのかな?わかんないけど私はめっちゃ韓国ビギナーだったから初めて食べたんですよね。 まずタッカンマリの説明します。タッカンマリは鶏の鍋です。鶏の鍋。「タッ」が韓国語で、鶏です。タに小さい「ッ」だよ。が鳥。「ハンマリ」が「1羽」だって、1羽2羽3羽、鶏の数え方だね、1羽2羽3羽の1羽、ハンマリ。 タッカンマリ は 鶏1羽 という 意味の料理です。そのままだね。だからその 鍋に鶏を1羽使ってる っていうことだと思います。で、タッカンマリといえば、トンデムンっていう街?場所?が有名なんだって。トンデムンにはタッカンマリストリートがあって、そのタッカンマリのお店がいっぱいあるらしいから、その、タッカンマリ食べたい人はそこに行くのがいいのかな。でも実は私 が 旦那さんに連れて行ってもら った、タッカンマリのお店は、トンデムンじゃなくて、シンサという場所にあるお店でした。タッカンマリカムジャタンっていうお店の名前。知りたい、どこか知りたい人はDMください。なんでそっちに行ったかというと、旦那さんがソウルのお客 さんに連れてってもらって、トンデムンのお店も連れて行ってもらったんだけど、そのお店よりは、シンサのお店の方がおいしかったって言って、そこに連れて行ってもらいました。タッカンマリは鶏の鍋です。日本で言う、水炊き、鶏の水炊きという料理があって、それも、鶏の鍋だから、私はね、正直、思ってました。 水炊きでしょ?って。水炊きでしょ ?食べたことあるよ?って思ってました。本当にすみませんでした。あの、全然違ったよ。美味しかったっていう 話 を します。水炊きももちん美味しいんだけどね。その水炊きと違う美味しいポイントが4つあったから、それを今日話します。まず1、鶏をめっちゃ長い時間 煮込んでる。だから、鶏の出汁がめっちゃ出てる。美味しい。日本の 鶏の鍋はそんな長い時間煮込まない。本当多分鶏が食べられるくらいになったら OKみたいな感じ、なんだけどタッカンマリはすごい長い時間煮込んで鶏の出汁を出してる。ポイント2。スープがトロトロ。はい、なんでトロトロかというと、じゃがいもとか餅を入れるんです。タッカンマリ。韓国語で餅は「トッ」です。トに、小さい「ッ」ね。トッ。小さいッで終わる言葉、日本語にないからさ、面白いよね。タッ、とか、トッ、とか。まあ韓国では普通なんだろうけど。だから、じゃがいもとか餅って煮込むと、とろみが出るでしょ?あの、スターチ、スターチだから。だから、お肉にスープが絡んで一緒に食べることができるから、もっと 美味しくなる。それが日本の鍋とは違って美味しかったな。ポイント3。タレ。タレが違った。タッカンマリは醤油と酢を混ぜたタレに、からしを入れるんです。マスタード。びっくり じゃない?鍋にからしつけたこと私ないんだけど。そのからしを 一緒に混ぜながらその鶏をつけて食べる。で、プラスそこに生のニラを入れる。生の二ラだよ?で、それ一緒に食べる。生のニラも全然日本で食べたことないから。ちょっと臭いじゃん?ちょっと臭いから、生はやばいだろって思うんだ けど、なんかその熱い鍋と一緒につけるから、生のニラも、ちょっと、何?ふにゃーんって、ふにゃーん ってなっていい感じに食べれる。タレもなんか お店によって醤油と酢の割合?パーセンテージのおすすめが違うらしい。だからなんかそれで韓国のレストランのおばちゃんってめっちゃね、作ってくれるの。めっちゃ作ってくれる。私が、なんか変な、あの、適当に醤油とか入れようとしたら、違う違う違う!ちょっと貸して ! みたいな感じで言って ないよ。言ってないというか、まあ韓国語でなんか言ってる けど、わかんないけどちょっと貸して!みたいな 感じで作ってくれて。そして私は完璧に食べれた。めっちゃ 美味 しかった。優しかった、おばちゃん。最後4つ目、ポイント4、が、シメです。シメって知ってますか ? 鍋を食べた後に、残ったスープにご飯とか麺を入れて、最後、しめる、という意のシメです。私たちはスープにご飯を入れておじやを作りました。そのおじやは日本の鍋にもあるんだけど、日本のおじやと違ったポイントが、あのね、大量の海苔、韓国海苔を入れるんです。というかおばちゃんが入れてくれた。大量の、あの一、まじでご飯と同じぐらいの量の海苔を入れてくれた。だから、食べた後、気をつけて。絶対歯についてるから、海苔が。歯が黒くなってるから、気をつけて。デートにはあんまり 向かないかもしれない。でもそれがね、ほんと美味しかった。なんか、海苔おじや。うん、最高だったね。
はい、ということで今回はタッカンマリを紹介しました。ごめんなさいね、私本当に鶏、日本の鶏の鍋と同じじゃない?って 思ってたけど、全然違ったし、タッカンマリの方が美味 し かった。正直、タッカンマリの方が美味しかったです。
はい、ということで第4話も聞いてくれてありがとうございました。食べ物編ということでこれからいろんな食べ物も紹介していくので楽しみにしていてください。では、次はどんな話をしようかなあ。お楽しみに !バイバーイ!
小話(こばなし) short story
しょうもない silly / trivial
発見(はっけん) discovery
早速(さっそく)– immediately; right away
視点(してん)– point of view; perspective
鍋(なべ)– hot pot; pot
一羽(いちわ)– one bird (counter for birds)
旦那(だんな)さん – husband
水炊き(みずたき)– mizutaki (Japanese hot pot with chicken and vegetables)
出汁(だし)– soup stock
煮込む(にこむ)– to simmer; to stew
トロトロ – thick and creamy; meltingly soft
とろみ – thickness (of liquid); viscosity
じゃがいも – potato
絡む(からむ)– to be coated with; to stick to
肉(にく)にスープが絡む(からむ)– the soup clings to the meat
タレ – sauce (usually dipping sauce)
辛子(からし)– Japanese mustard
混ぜる(まぜる)– to mix
生(なま)– raw; fresh
韮(にら)– garlic chives
臭い(くさい)– smelly; stinky
醤油(しょうゆ)– soy sauce
酢(す)– vinegar
割合(わりあい)– ratio; proportion
適当に(てきとうに)– appropriately; randomly
シメ – final dish (to finish a hot pot, etc.)
おじや – rice porridge (often made at the end of a hot pot meal)
海苔(のり)– seaweed (dried)
大量(たいりょう)– large quantity