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Ep5
韓国料理編
スンデの話

はい、みなさんこんにちは。日本語教師のたじぱんです。このポッドキャストでは、私日本語教師のたじぱんが、韓国生活でのしょうもないけど面白い経験や発見をみなさんにゆるーくお届けしていきます。日本人はもちろん、日本語を勉強している中級以上の人たちにも楽しんでもらいたいです。

はい、ということで第5話始まります。今日もですね、韓国料理の話をしたいと思います。韓国料理編。今日の料理は、これいらないね。「スンデ」です。スンデって 知ってる?私聞いたこともなかった。まあちょっとスンデが何かを説明する前に、このレストランに行くことになった説明をします。韓国に家を探しに行った時、そのタイミングが私の旦那さんの誕生日だったんですね。だから韓国で、なんかちょっといいレストラン予約したい!チャレンジしたい!と思って探してました。その時私と旦那さんは、ネットフリックスでやってる、「白と黒のスプーン」っていう韓国のなんか料理人、シェフの料理バトル番組みたいなのを見てて、なんか、その白と黒のシェフ、なんか白はすごい有名なシェフたち。黒はちょっと有名だけど、まだ、そのそんなに有名じゃないシェフたち。それがこう戦って、なんかナンバーワンは誰かみたいな。そういうテレビを、そういう番組を見てたんですね。そこに出てたレストランに行ってみたいって思って、で、なんか韓国のそのレストランを予約できるキャッチテーブルっていうアプリで探して、でなんかもうそこに白と黒のスプーンに出てたレストランー覧みたいなのがあったから そこ全部見てたんだけどその番組の中で、あのいっぱい勝った、どんどんどんどん勝っていったシェフのお店はやっぱりもう人気で全然予約できなくて、で、なんかすぐ負けたシェフすぐ負けたシェフのお店だったら、空いてたの。まあでもね、もうテレビに出るぐらいだから、そんなの美味しいに決まってるじゃん。すぐに負けたとしても、美味しいに決まってるから、もうあの、空いてるお店だったらどこでもいいやと思って、そこに、私ミーハーだからね、で予約したのが、このスンデのコースのお店でした。で、はい、スンデとは何か。という説明をします。スンデは韓国式ソーセージです。でも、みんなが想像するソーセージとは全然違う。すごい太くて、で、中にあの、餅米?米 ?ライスですね、とか、あと、春雨 ?グラスヌードルとか野菜とかが入ってて、すごいもっと太い、太い。そして、問題は色。色なんです。色が赤黒い。ちょっと黒い赤みたいな。 黒い赤、赤い黒?みたいな感じで、あのーめっちゃね、グロい。正直見た目がめっちゃグロい。ちょっと気持ち悪い。なんで赤黒いかというと、これは皆さんショック受けないでね。ブタの血を入れてるからです。ブタの血を使ってそのスンデを作ってるからちょっと色が赤黒くてちょっとグロい。でも、なんでそんなグロい料理のところに行ったのっていう話なんですけど、なんかね、あの、興味があったの。すごい興味があった。このレストランのシェフが、初めて、そのスンデのコース料理を韓国で始めた人。そして、このシェフは、なんかね、北朝鮮料理の、なんか専門?みたいな、 多分。で、ウェブサイトに書いてて、私は北朝鮮料理になんかインスピレーションを受けてる韓国ソーセージってなんかめっちゃ面白じゃんと思って食べてみたいと思って、そう、旦那さんの誕生日のご飯がちょっとグロいソーセージになるっていう感じだったんですけど、で、行きました、レストランに。結論!めっちゃ美味しかったよ。すごい、その見た目のグロさとは全然違う上品な味だった。でまあそのお店だけかもしれないけど、その豚だけじゃなくてラムのスンデ、ラムを使ったスンデとか、ちょっとなんかカレー、カレーの風味があるスンデとか、豆腐を使ったスンデとか、いろいろあってすごい面かったし、あとは、いろいろ、こう一緒につけて食べるものが、例えば塩、このスンデには塩をつけて食べてください。とか、このスンデには、なんか味噌をつけて食べてくださいとか、いろいろな種類があって、面白かったです。
で、その旦那さん誕生日だったからなんか私の旦那さん誕生日なんですっていう話をしたら なんかね、すごい太いスンデをスライスしたところにロウソクを立ててお祝いしてくれました。スンデケーキですね。そう。で、問題はね、あの、そのシェフはその使ってる野菜とか、 作り方とか、すごいこだわってるシェフだから、説明をたくさんするわけですよ、韓国語で。でも、私たちはもちろん、もちろんって言ったらダメだけど、韓国語がまだわかり ません。でもラッキーなことに私たちの隣に座った女の子2人のお客さんが日本人でその女の子が韓国語がペラペラだったの。シェフは最初は私たちに英語で説明したりしてくれてたんだけど多分だんだんめんどくさくなって隣の女の子に、ちょ、韓国語で、ちょ、説明、あ、ちがう、日本語で説明してあげて、みたいな、多分言って、で、その女の子は私たちに、シェフがした説明を日本語で説明するっていうのをずっとやってくれて、本当にありがとうございました。あの、絶対に200%このポッドキャストは聞かないと思うけど、本当にありがとう、ここで、伝えたい。で、なんかシェフはその女の子に、あの翻訳、トランスレーション代だよみたいな感じで、スンデをサービスしてました。その女の子たちと、あのマッコリ、瓶で注文、ボトルで注文しなきゃいけなかったから私たち2人だと飲めないねって。その女の子たちも2人だと飲めないから、じゃあシェアしようって言って、一 緒にマッコリを。飲みました。なんか美味しかった。あのスパークリングのマッコリ。初めて飲んだけど美味しかったです。おすすめ。スパークリングマッコリ。

では、今日は韓国料理編の2つ目、スンデについてお話ししました。そう初めに言ったけど、見た目はめっちゃグロいです。非常にグロい。でも味はとても上品で美味しかった。豚の血を使ってるけど、別に臭くなかったし、そのお店がいいお店だったのかもしれないけどね。ぜひ日本では食べられないからトライしてみてください。
はい、ということで第5話、第4話に続いて韓国料理の話をしてしまいましたが、ありがとうございました。次はどんな話をしようかな。お楽しみに。バイバイ。


小話(こばなし) short story
しょうもない    silly / trivial
発見(はっけん) discovery
番組(ばんぐみ) – TV program / show
戦う(たたかう) – to fight / to compete
一覧(いちらん) – list / summary
勝つ(かつ) – to win
空いている(あいている) – to be free / available
~に決まっている(~にきまっている) – it must be ~ / definitely is ~
ミーハー – trend follower / superficial fan
~式(~しき) – ~ style / ~ method
想像(そうぞう) – imagination
もち米(もちごめ) – glutinous rice / sticky rice
春雨(はるさめ) – glass noodles / cellophane noodles
赤黒い(あかぐろい) – dark red / reddish-black
グロい – gory / gross (slang)
正直(しょうじき) – honestly / frank
見た目(みため) – appearance
ショックを受ける(うける) – to be shocked
血(ち) – blood
北朝鮮(きたちょうせん) – North Korea
専門(せんもん) – specialty / expert field
結論(けつろん) – conclusion
上品(じょうひん) – elegant / refined
グロさ – goriness / grossness
風味(ふうみ) – flavor / taste
付けて食べる(つけてたべる) – to dip and eat
ろうそく – candle
こだわる – to be particular about / to be picky about
~なことに – (used for emphasis or emotion, e.g. 驚いたことに)
  → How ~ it is / What a ~
伝える(つたえる) – to convey / to tell
翻訳(ほんやく) – translation
マッコリ – makgeolli (Korean rice wine)
瓶(びん) – bottle

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